あなたの居場所はどこですか？【楽曲レポ】仮想ディストピア

ライブでもっと歌って！(笑)

そう思っている人も少なくなのでは？

流れれば会場の空気もグッと変わる。

サビではそれぞれの持ち場もあり、

推しとしても盛り上がりやすい楽曲だ。

さて、この曲は解釈が難しい(笑)

他の方々のブログも拝見した中で、

「アイドルの他界と出会い」

という考察が一番しっくりきた。

しかし、必ずしも

そのようなテーマの曲かといえば、

そうでもないと僕は考えた。

というよりも、アイドル以外でも

同じような状況はあるわけで、

「あなたにはあなたの居場所がありますよ」

というメッセージが真意なのではないだろうか。

ここで、

上記のブログとの相違点なるものを、

(全部は流石に大変なので)少しばかり

考察してみよう。

『多数決であんしん、って

神話は終わったよ』

この部分、AKBグループに

焦点をあてれば、確か合致する。

だが、ダイレクトに多数決の意ではなく、

大勢が流れていく、いわばマジョリティ。

それが、必ずしも絶対的ではないことを、

『神話は終わったよ』と言っているのではないだろうか。

『レスキューレスキュー　サイレン鳴った

レスくれて嬉しかった』

あなたが本来いるべきではない場所に

いる苦しみ、すわなち"違和感や痛み"から

「辛い！嫌だ！助けてくれ！」

というレスキューの声に対して、

反応してくれたことを

"レスをくれた"と考えてみてはどうだろう。

アイドルという縛りの下で考えるには、

もったいないぐらい幅広い意味合いがあるだろう。

まあ、そもそも曲の解釈なんて、

人それぞれで当然ではある。

だが、この曲は、

フレーズを一つずつとっても

そのままの意味ではとらえにくい。

そのために、受け取る側の環境で

色々な形に化ける。

これは、僕らが生きの世の中でも

よくあることじゃないだろうか。

全く違う問題に見えても、

見てる角度が違うだけ。世の中の真意は、

いつも同じところにあるのかもしれない。

さて、ここまで不十分な解釈だが、

この曲はこんなメッセージもあるだろう。

『光れ光れ　きみのいる場所』

『ひとつひとつ　大切なハート』

『オアシスだった』

『信じるもの　色褪せない』

あなたにはあなたの居場所があり、

その存在を信じていい。

その場所にいていい。

そこで報われていい。

そして、僕にとってのオアシスは

ももクロであるということだ。

自分が自分でいるために！【楽曲レポ】デモンストレーション

 清竜人が楽曲提供してくれたわけだが、

良い意味で、ももクロらしくない

独特の世界観に包まれている。

だが、笑顔という信念を

貫いてきた彼女たちが歌えば、

この歌の魅力も十二分に伝わってくる。

言い過ぎ？そんなことはない。

僕にとって、この歌は、

生き方を考えさせてくれる大事な一曲だ…！

『ねえ　私が今まで　信じてきた言葉に

真実と呼べるものはさ　いくつあるだろう』

『ああ　私が今まで　発してきた言葉に

真に胸を張れるものは　いくつあるだろう』

僕はこのフレーズを聞いたときに

心にグサッときてしまった。

ここ最近、大学を辞めようか

考えているんだけど、

「何のために生きてるか」

なんて哲学チックなことに

考えを酔いしれていた。

まあ言っちゃえば、学歴主義の中で

就職のために大学に進んでしまい、

でも、そこには、

自分が関心を示すモノがなかった。

何のために生きてるかの答えなんて、

きっと死ぬまでわからないだろうけれど、

でも、一つだけ言えることがあった。

「自分らしくいたい」

この歌は、そんな想いを

強く支えてくれる。

『君は君のままでいいんだよ』

『私は私のやり方でやってみるよ』

僕らが生きるこの時代は、

色々な変化があって、

どうやって生きればいいか難しいと思う。

ネットで色々な人と繋がり、

同調圧力を感じることもあれば、

羨ましい生き方をしている人もいる。

知らないうちに、僕らのココロは苦しんでいる。

そんな中で、自分を見つけ、

自分でい続けることは簡単じゃない。

でも、ももクロちゃんが

それぞれの色を解き放つように、

人は誰にだって、自分らしさがあり、

自分ならではの人生があるはずだ。

そんなアイデンティティを

僕は大事にして生きていきたい。

まだ見つけてられていない

"自分らしさ"を追い求めて…

『真っすぐに生きていたいんだよ』！！

【楽曲レポ】JUMP!!!!!

ももクロのWINTER SONGの

一曲となっているけれど、

(正確には、ももクロの楽曲ではないけれど)

歌われるライブは、ももクリには限られない。

"サンタ"や"メリークリスマス"なんてフレーズを見ると、冬らしさがあるけれど、

歌詞をよく見ると、決して冬に縛られることはない。

元気を与えてくれて、勇気づけてくれる楽曲だ。

この曲のタイトルにもなっている

"JUMP"というワードは、

殻から飛び出すイメージがしっくりくる。

『本当は見えない翼

きみも持っているんでしょ』

と、勇気を与えてくれる。

『鎖がついたみたいなシューズ

ぬぎすてJUMP!』

あなたを縛るモノから解放させてくれて、

前進するようにと背中を押してくれる。

『かわりたいと願った時に

生まれかわる準備はもうはじまっている』

この曲で、僕が一番グッときたフレーズだ。

誰しも、きっと、理想の自分が

どこかにあるだろう。

それをちゃんと言葉にするのは難しいけれど、

今の自分とは異なる、なりたい自分がいる。

そんな自分に"なりたい"、"変わりたい"と

願ったところから、

もう脱皮は始まりつつあるんだ。

その願いは、生まれ変わる大事な一歩目なんだ！と、このフレーズで気付かされた。

もちろん、願うだけではなく、

その後の行動が伴わないと、何も変われない。

でも、その願いは

大事な一歩目であることを

気づかさせてくれたのだ。

ライブでも、コール曲ではないが、

夏菜子のアカペラから始まり、

彼女たちの天真爛漫な姿にニヤけ、

一緒に飛び跳ねて楽しめる楽曲である。

ももクリ2015で、あーりんがソリで

遅れて登場したことも記憶に新しいだろう。

ただ、この曲の魅力はそれだけではなく、

一歩目が踏み出せない人への応援歌にもなり得る曲であった。

【歌詞・コール】今宵、ライブの下で

きみとの約束の時

待ちきれない　時間のソリが
滑るように近づいていく
今宵、ライブの下で待ち合わせた

たくさん人がいても
遠くからでも すぐ見つけられる
距離感は飛び去って
手を降る笑顔は跳ねる

同じフレーズが 好きだと聞いて（知って）
嬉しかった階段を駆け上がる そんな気持ち
耳元あたたかい

今日のための服を選ぶ
くちびるに歌を乗せる
遅れそうなって走り抜けた
木枯らし

すごくドキドキしてる
鏡をのぞいてみる
可愛いと思われたいよ
それが一番大切じゃないとしても

積もる雪のように
何度も愛を語り合うよりも
心を結ぶのは
一度の一緒の涙

音と音のすきまの暗転（闇に）
投げ出されても きみの呼吸が聞こえたんだ
そっと手をつなぐように

”ここにいるよ ずっとここにいる”

旅に出よう さぁ音楽という名の旅
耳をすませば どこへでも行ける

待ちきれない 時間のソリが
滑るように近づいていく
距離感は飛び去る夢見てた通りに

きみのため自分のため
消えない記憶のため
可愛いと思われたいよ
それが一番大切じゃないとしても

旅に出よう 少年と少女の
淡雪の恋やチケット
勇敢な挑戦や冒険
宇宙へも行ける

全部心の中に自由に羽ばたいたら
笑顔や涙あふれる
戻ればいつでも隣にいるの
今宵、ライブの下で待ち合わせた

【歌詞・コール】仮想ディストピア

星がひとつ壊れちまった

そんなことに誰がしたんだ

ヒトのしわざ　そんなのイヤだ

ディストピアにはしたくない

風が吹いてるだけど

誰かがさけんでいた

多数決であんしん、って

神話は終わったよ

ドリーミンドリーミン

ゼロからの原動力さ　生命潮流

ひとりひとり　ここだよって

点と店の線を　地図にするんだ

瓦礫の中からマシンをつくった

きみのそばへ　まっすぐに旅するココロ

＜想い＞は伝わる、すばらしい装置

離れていても　いつも　味方になれる

光れ光れ　きみのいる場所

(以心伝心な　予感GPS)

エンジン歌わせるから　つれていってよ

(きっと　おんなじ場所であえるね)

違和感や痛みは　脱皮のタイミングかも

計算より本能は　正直だませない

レスキューレスキュー　サイレン鳴った

レスくれて嬉しかった

けして　独りきりじゃないって

キズの深さより　身にしみるでしょう

一粒の汗が　煌めいて落ちる

タフでフリーダムな　荒野で生き抜く者よ

砂漠の底から　拾い上げたのは

昔　誰かが愛を誓ったリング

光れ光れ　魂のチャーチ

(きみはどんなひとも　もっと知りたい)

信じるものだけは　色褪せない

(境界線とんだ彼方であいたい)

ひとつひとつ　たいせつなハート

掘り下げていっても　尽きないでしょう

ひとりひとり　希望の下を

掘り下げていったら　つながってた

オアシスだった

光れ光れ　きみのいる場所

(以心伝心な　予感GPS)

エンジン歌わせるから　つれていってよ

(きっと　おんなじ場所であえるね)

信じるもの　色褪せない

星がひとつ　生まれかわった

【セトリ】ココロノセンリツ ~feel a heartbeat~ Vol.1.5 at日本武道館

2017年10月20日(金) / 日本武道館

開演 18:30 / 終演 21:00

◎本編
(1)小さな勇気
(2)心の旋律
(3)Catch Up
(4)ハムスター
(5)feel a heartbeat (ギター)
(6)ありがとうのプレゼント(ピアノ)
(7)First Love (宇多田ヒカルカバー、ギター)
(8)ペダル (ギター)
(9)Choo Choo TRAIN (EXILEカバー)

－サビのみ観客歌唱
(10)Drive Drive
(11)裸
(12)愛されたくて
(13)遠吠え
〜メンバー紹介〜
(14)TRAVEL FANTASISTA
(15)色えんぴつ
(16)ヒカリの声

◎アンコール
(17)教育 (ドラム)
(18)セトリ逆メドレー
(19)Another story
挨拶

◎ダブルアンコール
(20)feel a heartbeat(ギター)
－観客合唱
挨拶